養護老人ホーム光華苑は入所定員50名で2024年に70周年を迎えました。経済的にご不安があり、かつ、さまざまな生活課題を抱える高齢者の生活支援施設として、老人福祉法に位置付けられた老人ホームで、65歳以上の高齢者が市町村の措置によって入所ができます。茨木市内で唯一の養護老人ホームです。
施設の特長
私たちは「どのようなニーズでも受け止める体制づくり」を基本方針としています。苑の役割として、「相談を適切に受け止める」、「断らない相談支援」、「孤独の防止」と「社会とのつながりの回復」について重点を置いています。
私たちの取り組み
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入居サービス
環境上の理由及び経済的理由により、家庭で養護を受けることが困難な65歳以上の高齢者で、市区町村長の措置によりご利用いただけます。
施設について
入所要件について
原則65歳以上(例外あり)の高齢者で、環境的・経済的に課題をお持ちで市町村の措置によって入所できる施設です。入所相談は市町村の窓口、地域包括支援センター、養護老人ホームなどにお願いします。入所判定委員会を経て市町村長が入所措置の要否を判定します。
入所の基本的な流れについて
①入所相談
市区町村の役所(役場)窓口、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、民生委員、養護老人ホームなどに相談。
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②申込
お住まいの市区町村の役所(役場)で入所をお申込み。
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③調査
ご本人、その扶養義務者等に係る用語の状況、心身の状況、生計の状況、その他必要事項についての調査を行います。
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④入所判定委員会
調査及び本人の健康診断等に基づいて、措置の要否を判定します。
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⑤決定
市区町村長が入所判定委員会の報告により、入所措置の要否を決定します。
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⑥入所へ
サービス内容について
支援員による生活支援を受けることができます。介護が必要な場合は、ケアマネジャーによるケアプランに沿った介護サービスの提供を受けることができます。
必要書類について
行政の措置による入所のため担当窓口でご相談下さい。
施設のご案内
1954(昭和29)年10月に生活保護法による養老施設「慶徳寺光華寮」として認可され、その後老人福祉法に基づき養護老人ホーム「光華苑」と名称が変更されて、2024(令和6)年で70周年を迎えます。本願寺23代光照御門主の一字「光」と、本願寺の名勝庭園、「百華園」の「華」をとって「光華」と命名されました。特養を併設しているので、介護が必要な状態になっても、環境を大きく変えずに、なじみの職員やご利用者と過ごすことができます。施設は鉄筋コンクリート造3階建です。苑内の「ふれあいの森」では、季節の花を観賞されたり、サクランボやブルーベリーの収穫などを楽しんでいただけます。
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エントランス
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ふれあいの森
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食堂
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一般浴室
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介護浴槽
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談話室
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居室
フロアー紹介
フロア階 | 施設内容 |
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1F | 養護老人ホーム(2人部屋7室)、特別養護老人ホーム・ショートステイ(2人部屋3室・1人部屋2室)、事務所、医務室、厨房、一般浴室、特別浴室 |
2F | 養護老人ホーム(2人部屋8室)、特別養護老人ホーム(2人部屋1室・4人部屋3室)、職員室、食堂、談話室 |
3F | 養護老人ホーム(2人部屋10室)、特別養護老人ホーム(2人部屋1室・4人部屋3室)、職員室、談話室、洗濯室、屋上 |
施設での過ごし方
一日の流れ
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7:30
- 朝食
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朝は食パンとおかずのお弁当で和風、洋風のメニューです
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9:30
- デイサービスへ出かけたりします
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10:00
- 健康体操
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毎水曜日
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11:30
- 昼食
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13:30
- 音楽療法
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毎金曜日:講師の先生が来てくださり、楽器等を用いての合奏もあります。年に一度の発表会に向けて練習もします
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14:00
- みんなでカラオケタイム
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懐かしの演歌や歌謡曲を歌い楽しんでおられます。ご利用者が率先して進行されています
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15:00
- おやつタイム
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17:30
- 夕食
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18:30
- 入浴
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21:30
- 就寝
施設の行事
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初詣
近くの春日神社へお参りし恒例のおみくじをします
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花見(桜)・常観堂花見花祭り・バラ公園レク
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七夕まつり
笹飾りを利用者様で行い、七夕当日はみんなで歌を歌い楽しみます
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夏祭り
縁日を再現するゲームを施設内に準備し、自由に参加していただき、高得点の方を表彰します
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敬老の日
法人内児童養護施設の子ども達からの花束贈呈、お祝いメッセージを頂きます
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年忘れ会
皆様に楽しんでいただけるように、施設長のギター演奏や、職員の出し物で盛り上がっています
Greeting 施設長ご挨拶

養護老人ホームと特別養護老人ホーム併設という大変珍しいホームです。その特徴を生かして、あらゆるニーズにお応えできる体制を整えています。私たち職員は、これからの地域共生社会の実現に向けて、「相談を適切に受け止める」、「断らない相談支援」、「孤独の防止」と「社会とのつながりの回復」を苑の役割として、重点的に取り組んでいきます。また、仕事をする上で感謝の気持ちを大切にする慶徳会理念を職員一人ひとりが強く意識して職務を全うし、その姿勢をご利用者、ご家族並びに地域の皆様に受け止めて頂けるようにこれからも一層努力をしてまいります。
施設長 矢次 淳一
スタッフご挨拶
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統括主任兼生活相談員 吉岡 千絵子
苑では、様々な事情を抱えられた高齢者の方々が安心して豊かな生活を送って頂くために、ご利用者の心に寄り添う支援を心がけています。苑内の庭園「ふれあいの森」では季節のお花を観賞できたり、サクランボやブルーベリーの収穫なども、ご利用者のお楽しみになっています。また、音楽療法や健康体操も講師の先生が熱心に指導され、ご利用者の健康増進と毎日の活力になっています。そのほか、法人内行事や施設内行事も趣向を凝らしながら、皆様の笑顔が溢れる支援をさせて頂きます。

施設ご利用の費用について
費用は前年度の収入によって段階的に変わり、概ね「0~14万円程度」です。
介護サービスを利用する場合は本人負担分が必要になります。※支弁割合に応じて措置機関が負担してくれる制度あり
Overview 施設概要
施設名 | 養護老人ホーム光華苑 |
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運営主体 | 社会福祉法人 慶徳会 |
施設長 | 矢次 淳一 |
開設日 | 1954(昭和29)年10月15日 |
定員 | 入居 50名 養援護高齢者短期入所事業 2名(受託契約市町村のみ) |